「松永圭太×橋本健史 展」15日目終了しました!
今回は松永さんにとっても初の試みとして、「頭陀寺の壁」の写真を転写したランプシェードが出展されています。
透光性のある磁器を使って作られていて、陰影のある写真を通して光が漏れるのはとても不思議な感じがします。
土の色と電球の色の組み合わせで大きく雰囲気が変わるのもおもしろいです。
さて、とうとう明日が最終日です。
おかげさまで多くの方々にご覧いただき、またよい反応をたくさんいただいていますが、
今回しか観られない作品群をぜひお見逃しのないようよろしくお願いいたします!
松永圭太×橋本健史 展
2021.6.5(土) - 6.20(日)
13:00-18:00
会期中無休
ceramic art × architecture
陶芸家・松永圭太と建築家・橋本健史(403architecture[dajiba])のコラボレーションによる展覧会を開催いたします。
松永は学生時代に建築を学んだのち、陶芸の道に進みました。
その制作プロセスにおいて常に対象を客観的に捉えようとする態度には、建築的な視点が多分に含まれています。
一方橋本は、403architecture[dajiba]の一員として、既存の枠組を読み替えることで、
スケールにこだわらず多様な建築的プロジェクトを手掛けてきました。
今回の展示は、異なる分野で活動する同世代の両者が出会うことで、
あらかじめ想像できないような化学反応を期待して企画しました。
表面的なコラボレーションに陥らないために、長い期間で対話を重ねながらさまざまな可能性を模索してきました。
その結果として生まれたアウトプットは、明確な役割を分けることなく、
両者の要素が複雑に入り混じったこれまでにない作品となっております。
それぞれの分野での更なる活躍が期待される二人の、垣根を飛び越えた協同作業の成果をぜひご高覧ください。
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