2018/10/28

「天野裕夫 展|かえってきた象」終了しました!


「天野裕夫 展|かえってきた象」おかげさまで無事に終了しました!
最終日の今日も途切れることなくお客様がおこしくださり、とても賑やかな1日でした。

今回は天野さんがこちらへ戻ってきてはじめての個展で、
みなさまへのごあいさつの意味合いも強くありましたが、
今後こちらで作品を観ていただく機会も増えるかと思いますので、
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!
(天野さんは還暦をすぎてらっしゃいますが、あと20年は制作を続けると宣言されています!)

さて、本展をもちまして弊廊の展覧会予定はすべて終了いたしました。
おかげさまで今年もいろいろな方々におこしいただき、
何よりも我々がいちばん楽しませてもらいました。
来年の予定につきましてはまた追って発表いたしますので、どうぞご期待ください。

2018/10/27

「天野裕夫 展|かえってきた象」残り1日です!





「天野裕夫 展|かえってきた象」8日目終了しました!
今日は午後から天気も回復し、とても過ごしやすい1日でした。

この時期は、夕方になるとかなり暗くなってきますが、
外から展示空間を眺めると昼間とはかなり違った雰囲気でおもしろいです。
時間帯による作品の見え方の変化も楽しんでいただければと思います!

さて、明日はいよいよ最終日です。
天野さんも在廊してくださる予定なので、ご興味のある方は
お見逃しのないようにお願いいたします!

2018/10/26

「天野裕夫 展|かえってきた象」残り2日です!








「天野裕夫 展|かえってきた象」7日目終了しました!
今日は天野さんの在廊日ということもあって、たくさんの方々におこしいただきました。
そしてお客さんのリクエストで、急きょ公開制作で象を作ってもらいました!
小さな象をワックスを使って手際よく作るようすを見て、みなさんとても感激されていました。
(天野さんはこれを「ハナクソ彫刻」と呼んでいます 笑)

さて、早いもので会期も残すところあと2日となりました。
御神木の枯れ枝を使った作品をまとめて観ていただける良い機会ですので、
ぜひおこしいただければと思います!

2018/10/24

「天野裕夫 展|かえってきた象」5日目終了しました!





「天野裕夫 展|かえってきた象」5日目終了しました!
今日は日中とてもあたたかく、過ごしやすい1日でよかったです。

今回玄関先には、大きなやきものの作品を2点展示しています。
これらは天野さんが新しく大湫に作った工房に設置した窯で初めて焼いたものです。
まだ新しい窯なので思い通りにいかない部分もあるみたいですが、
土地柄これからやきものもいろんなことに挑戦していくことになるかもしれません。
環境が変わって、これからどんな作品が出てくるのかとても楽しみです!






2018/10/23

「天野裕夫 展|かえってきた象」4日目終了しました!




「天野裕夫 展|かえってきた象」4日目終了しました!
今日は午前中に多治見工業高校専攻科の公開講義があったなど、賑やかな1日でした。

写真の作品「堂堂鳥」は、緑青をふかせた頭部が木部分とのコントラストを生んでいて、
力強く踏ん張った足によってその迫力を増しています。
二本足で立たせるのはなかなか難しいのですが、とてもいいバランスで屹立しています。
そして木の質感を生かした尾っぽに、小さな象が行列を作っているのも天野さんの作品らしいです。
それぞれの作品の中に楽しい仕掛けがたくさんつまっているので、
ひとつひとつじっくり観ていただければと思います!

2018/10/22

「天野裕夫 展|かえってきた象」3日目終了しました!


「天野裕夫 展|かえってきた象」3日目終了しました!
今日は天気も良くて暖かく、じっくりと作品を観ていかれる方が多かったです。

天野さんはこれまで、木を素材として扱ってきませんでした。
というのも天野さんの作品はいろいろな要素を組み合わせていくことでつくられていくため、
削っていくという工程が作品の性格になじまなかったためです。

ただ地元の御神木の枯れ枝を使わせてもらえるようになったことをきっかけに、木にも取り組み始めました。
その中でどこを生かしてどこを削っていくか、これまでとは少し違った感覚を使いながら、
ブロンズと組み合わせることでこれまでとは違ったタイプの作品を生み出すことに成功しました。
木そのものにもひとつひとつおもしろさがあり、さらにそれを天野さんがどう見立て、
どうやってかたちを作り組み合わせて作品として完成させたのか、
想像しながら観てみるとより楽しんでいただけるのではないかと思います!

2018/10/21

「天野裕夫 展|かえってきた象」2日目終了しました!




「天野裕夫 展|かえってきた象」2日目終了しました!
今日も本当にたくさんの方々におこしいただくことができ、ありがたい限りです。

天野さんの代表的なモチーフのひとつに鯨があります。
(弊廊の入口にある鯨の作品も天野さんの旧作です。)
そしてさらに作品をよく見てみると、たくさんの象が列をなしていることに気づきます。
これは多くの作品に共通していて、サイズの大きなものにはたいがい見つけることができます。
この米粒より少し大きな象たちが実は天野さんの作品においてとても大切な要素で、
それによって作品のサイズ感を大きく感じることができたり、
また細かいところまでの作り込みによって作品の密度も増します。
今回の展示では全部で300頭ほどの象がいるそうなので、
ぜひそれぞれの作品の中から見つけてみてください!

2018/10/20

「天野裕夫 展|かえってきた象」はじまりました!


「天野裕夫 展|かえってきた象」本日よりはじまりました!
天野さんがこちらに戻ってきてからはじめての展覧会というのもあり、
初日から多くの方々におこしいただくことができました。

今回のメインの作品は、大湫にある御神木の枯れ枝を用いて、それにブロンズを組み合わせて動物にしたシリーズです。
これまで天野さんは、石をベースにしてブロンズを組み合わせて作品を作ることが多かったのですが、
樹齢1300年とも言われる木はそれとはまったく違う質感を持っていて、とても密度が高く表情も豊かです。
石のシリーズは、付け加えたブロンズのパーツとのコントラストが際立っていましたが、
それとは逆に木とブロンズが馴染んでいて、その境界が曖昧になっているのもおもしろいです。
天野さん独自の視点で見立てられた枯れ枝が、どのような動物へと変貌を遂げているのか、ぜひご覧いただきたいです!




2018/10/19

「天野裕夫 展|かえってきた象」明日スタートです!


「天野裕夫 展|かえってきた象」設営完了しました!
木をベースにした作品群が和の空間と馴染みながらも、
天野さん独特の世界観に満たされていて不思議な空気感が作り出されていておもしろいです。

明日は天野さんも在廊してくださるので、ぜひ作品についてのいろいろなエピソードを
聞いていただければと思います!

天野裕夫展|かえってきた象
2018.10.20(土) - 10.28(日)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:20日(土), 21日(日), 26日(金), 27日(土), 28日(日)

本日のお菓子|181019


たねやの深山路×松永泰樹さんの「黒陶plate」

2018/10/15

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」終了しました!


「松永泰樹・鴨頭みどり 展」おかげさまで無事に終了しました!
今回も多くの方々におこしいただき、本当にありがとうございました。
お二人の止まることを知らない創作意欲からは、観ているこちら側も刺激をたくさんもらいます。
今後もお二人の益々のご活躍にどうぞご期待ください。

さて、次回展覧会は10/20から開催の「天野裕夫展|かえってきた象」です。
今年ついに地元へ帰ってきた天野さんの、弊廊では6年ぶりの個展となります。
また、この展示が弊廊の今年最後の展示となりますので、ぜひともおこしください!

2018/10/13

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」残り1日です!





「松永泰樹・鴨頭みどり 展」8日目終了しました!
だんだん肌寒くなってきましたが、なんとか天気も持って比較的過ごしやすい1日でした。

松永さんの「揺れる人」は、小作品ながら表情がとてもかわいらしく、
名前の通り揺らすこともできて、ついつい触りたくなってしまいます。
そこかしこにいる感じもとてもいいです。
鴨頭さんの「蛙箱」は、持ち手が蛙になっていて、とても存在感があります。
箱に穴が空いているので、モノを入れるだけではなくてお香を焚いたりもできそうです。

さて、いよいよ明日が最終日となりました。
まだ観ていただける作品はいろいろとありますので、ぜひともおこしくださいませ!

2018/10/12

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」残り2日です!







「松永泰樹・鴨頭みどり 展」7日目終了しました!
今日は一気にぐっと冷えて、早くも秋の終わりを感じはじめてしまいました。
このまま寒くなっていってしまうのでしょうか…

鴨頭さんの作る魚は、とても躍動感があっておもしろいです。
しかも背中に童子を乗せたり、花入になったりとバリエーションも豊富です。
今回のDMにも使った松永さんの花器は、果実のようなかたちをしていてとてもかわいらしいです。
さらに触り心地もよく、実際に撫でて楽しんでいる方もいらっしゃいます。
ヘタがついているので、花を生けていないときにでもそのまま飾っておいても十分な存在感です。

さて、早いもので会期も残すところあと2日となりました。
あと2日間は作家さんお二人とも在廊してくださいますので、ぜひいろいろと作品について聞いてみてください!


2018/10/11

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」6日目終了しました!







「松永泰樹・鴨頭みどり 展」6日目終了しました!
今日もあいにくの天候でしたが、多くの方々におこしいただけてありがたかったです。

松永さんの黒陶の花器は、パッと見シンプルですがよく見てみるととても豊かなテクスチャーを持っていて、
見れば見るほど引き込まれます。
床の間もアートとの組み合わせでかなりいい感じにまとまっています。
鴨頭さんは、来年の干支であるイノシシや、豚も多く出展してくださっています。
コンパクトな中でもチャームポイントがあり、ひとつひとつがとてもいい表情をしています。

作品のボリュームも多く、細部まで見応えのある展示となっておりますので、
お時間のある時にぜひお立ち寄りください!

2018/10/10

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」5日目終了しました!




「松永泰樹・鴨頭みどり 展」5日目終了しました!
今日は天候が不安定な1日でしたが、おこしくださったみなさまには感謝です。

鴨頭さんは、今回何らかの機能やしかけのあるものが多くあります。
写真の作品は、動物が筒状のものを背負っていて、それに蓋がついています。
どうやって飾るかを想像するのも楽しいです。
松永さんの今回もっとも大きな作品は、写真の注器です。
注器としては通常ありえないようなサイズ感が、祭器のようにも思える不思議な存在感を放ち、
にも関わらず細部まできっちり作りこまれた繊細さが、アンビヴァレントな魅力を生み出しています。
また、その質感が時間帯による自然光の当たり方によって表情を変化させるのを見るのも面白いです。

さて、早いもので会期も半ばを過ぎました。
お二人の濃密な世界観が体現されたボリュームのある展示となっていますので、
ぜひ多くの方々にご覧いただきたいです!

2018/10/09

「松永泰樹・鴨頭みどり 展」4日目終了しました!







「松永泰樹・鴨頭みどり 展」4日目終了しました!
今日も10月とは思えぬ暖かさで、とても過ごしやすい1日でした。

松永さんのカップアンドソーサーは、それぞれが少しずつ違った作りになっていて、
見比べるのもとても面白いです。
また、お皿もひとつひとつ異なる模様がていねいに描かれていて、
ついつい見入ってしまいます。
鴨頭さんは、今回新たなモチーフとして「ハエオ」を作ってきてくださいました。
飛んでいるものと立っているものがあるのですが、
どれも何とも言えない表情をしていて、愛らしさを感じます。

まだ見て頂ける作品が多くありますので、ぜひともご高覧ください!