2019/04/30

「みずのみさ ガラス展」4日目終了しました!





「みずのみさ ガラス展」4日目終了しました!

今回の展示で、みずのさんはこれまでよりも茶碗を多く出展してくださっています。
モザイクを中心に、ひとつひとつ違った柄になっていて、
どれも透明感があって涼しげで、これからの時期にぴったりです。
お茶を入れると見え方も変わりそうで、想像を膨らませてみたくなります。
さらに高台まできちんと作りこまれているので、実際に使っていただくのにも不自由しないかと思います。

2019/04/29

「みずのみさ ガラス展」3日目終了しました!



「みずのみさ ガラス展」3日目終了しました!

床の間にはブルーの花器に庭に生えていた山帰来を活けています。
この2つにさらに平面作品のオレンジが相まって、
カラフルでポップな空気感を作り出しています。
色でさまざまな取り合わせが楽しめるのもみずのさんの作品の特徴です!

2019/04/28

「みずのみさ ガラス展」2日目終了しました!




「みずのみさ ガラス展」2日目終了しました!

写真の花器は他のモザイクの作品よりもさらに複雑なプロセスで作られています。
それはモザイクのグラスをつくる過程で出てくるトンボ玉のようなものを、
もう一度板状にして六角形にし加工し、それらを貼り合わせて吹き上げるというものです。
このことによって通常のモザイクとはまったく違うパターンができあがり、
みずのさん独自の手法となっています。

2019/04/27

「みずのみさ ガラス展」はじまりました!



「みずのみさ ガラス展」本日よりはじまりました!
今日は風が強く肌寒かったですが、それにも関わらず多くの方々におこしいただき感謝です。

DMの写真にも使用している新しいパターンのモザイク鉢を縁側に展示しているのですが、
その色合いが庭の緑や椿の花の赤などと呼応していい感じです。
時間帯による自然光の変化で見え方も違ってくるのもとてもおもしろいです。

2019/04/26

「みずのみさ ガラス展」明日スタートです!


「みずのみさ ガラス展」設営完了しました!
いつも通りカラフルなモザイクグラスが多く並びました。
いくつか新しいパターンもあるので、ぜひ実際に観てお気に入りを見つけてもらえればと思います!

みずのみさ ガラス展
2019.4.27(土) - 5.6(月・祝)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:27日(土), 6日(月・祝)

日々の茶|190426


本日の一服は、堀一郎さんの志野茶盌でいただきました。

2019/04/25

「みずのみさ ガラス展」開催のおしらせ


みずのみささんの9回目となる個展を開催します。
みずのさんには弊廊がはじまった年からずっと隔年で展示をしてもらっていて、
元号が変わる節目となるタイミングで展覧会ができるのも何かの縁かなと感じております。

今回もメインとなるのはモザイクグラスの作品になりますが、
その色やパターンはどんどん増えて複雑さを増しており、
作品としての強度が高まってきています。
ぱっと見ずっと同じものを作っているように見えても、
以前の作品と比べてみると確実に進化しているのがわかるところが、
継続して展示してもらっていることのおもしろい部分かもしれません。

ぜひ多様な作品の中からお気に入りのものを見つけていただければと思います。

みずのみさ ガラス展
2019.4.27(土) - 5.6(月・祝)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:27日(土), 6日(月・祝)

2019/04/23

日々の茶|190423



本日の設え。
主なお道具は、釜が坂井直樹さん、風炉が松永圭太さん、水指が新里明士さん、
茶器が長谷川清吉さん、茶杓が酒井桂一さん、茶碗が伊藤秀人さんです。

2019/04/22

日々の茶|190422


本日の設え。
主なお道具は、鉄瓶が坂井直樹さん、火鉢が松永圭太さん、
茶器が津田清和さん、茶杓が高橋悠眞さん、茶碗が横山拓也さん、盆が酒井桂一さんです。

2019/04/17

「堀一郎 展」開催のおしらせ





弊廊では12年ぶりとなる、堀一郎さんの個展を開催いたします。
堀さんは40年以上のキャリアで一貫して桃山陶に取り組んでこられました。
伝統的な手法を彼なりの現代的な造形力で解釈した作品は、他のものとは違った独自の佇まいを見せています。

また、瑞浪市大草で自然に囲まれて薪窯による焼成にこだわり、
肩肘張ることなく環境に寄り添いながら暮らすそのライフスタイルは、
現代において失われつつあるものを大切にしているように思え、
訪ねるたびに多くの刺激を与えてくださいます。

本展では茶碗をはじめとする茶道具やぐい呑などの定番に加えて、
サイズのある立体作品や焼締の水鉢、さらには食器など、
堀さんのふだんとは違った側面をさまざまな角度から観ていただける予定です。
美濃で堀さんの作品がまとめて展示されるのはひさしぶりなので、
どうぞこの機会をお見逃しのないよう、よろしくお願いいたします。

堀一郎 展
2019.5.18(土) - 5.26(日)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:18日(土), 19日(日), 25日(土), 26日(日)

2019/04/15

金沢TO U「林沙也加・藤原彩葉 展」開催のおしらせ


ディレクションを担当している金沢TO Uの第2弾展覧会のおしらせです。
今回は、現在金沢卯辰山工芸工房で研修中の、磁器の林沙也加さんとガラスの藤原彩葉さんの二人展になります。
林さんの柔らかくゆらぎのある白磁の作品と、透明感のあるガラス作品の涼やかな組み合わせを、
だんだん暖かさを増してくる時期にお楽しみいただければと思います。

林沙也加・藤原彩葉 展
2019.5.17(金) - 6.2(日)
11:00-18:00 月曜休
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/04/14

「坂井直樹・松永圭太 展」終了しました!



「坂井直樹・松永圭太 展」おかげさまで無事に終了しました!
最終日はあいにくの天候でしたが、それにも関わらず多くの方々におこしいただくことができ本当に感謝です。
今回初の試みとして金工と陶芸の組み合わせで展示を企画しましたが、
個人的にはいろいろと勉強になることもあり、とてもいい展示になったのではないかと思っています。
今月末からの10連休には、弊廊ではおなじみのみずのみささんの個展を開催しますので、
こちらもどうぞご期待ください!

2019/04/13

「坂井直樹・松永圭太 展」残り1日です!










「坂井直樹・松永圭太 展」8日目終了しました!

松永さんは今回初の試みとして、平茶碗を出展してくださっています。
見込みの景色がそれぞれ独特でとてもおもしろく、
お茶を飲み干したあとでもつい見入ってしまいそうです。
また高台もいろんなパターンがあり、裏返してみてもまた楽しめます。
坂井さんのこちらのタイプの掛け花は先日ご紹介した花器の別バージョンですが、
やはり緊張感と抜け感が絶妙のバランスで成り立っており、
一輪花を活けるだけで空気感をガラッと変えてしまいます。

さて、とうとう明日で最終日となりました。
特にこのあたりではなかなか観ることのできないタイプの展示となっていますので、
ぜひ多くの方々にご覧いただければと思います!

2019/04/12

「坂井直樹・松永圭太 展」残り2日です!





「坂井直樹・松永圭太 展」7日目終了しました!

本展示のメインパートの作品群は、実は庭の方を向いて設置してあります。
なので庭から中を見ていただくと、全体を正面から一望できるようになっています。
残念ながら開廊時間中にはこの状態はご覧いただけないので少々心苦しいのですが、
日没後庭から何枚か写真を撮影してみました。
照明が当てられた作品群が暗闇から浮かび上がるかのようで、
なんだかハッとさせられる光景でした。

さて、会期も残すところあと2日となりました。
特にこのあたりでは金工の展示は少なく、
また2つの異素材を組み合わせたものも珍しいので、
とても興味深そうに観てくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。
今週末の多治見は陶器まつりも開催されてイベントが盛りだくさんですので、
ぜひこちらまで足を伸ばしてみてください!

2019/04/11

「坂井直樹・松永圭太 展」6日目終了しました!









「坂井直樹・松永圭太 展」6日目終了しました!

坂井さんの茶釜は、シンプルな直方体に正円の蓋が乗る幾何学的な構成ですが、
角の丸みが緊張感を程よく緩和させていて、他の道具とも取り合わせやすくなっています。
さらには蓋の取っ手の曲線と縁の切り方が、全体を特徴づけています。
風炉はすっきりしたデザインで、電気炭にもマッチする現代的なつくりとなっています。

松永さんの茶碗はバリエーションが増えてきていて、
練り込み土に炭化焼成を施した炎の痕跡がそのまま残っているようなものや、
薪釜での焼成によるプリミティブなもの、
従来のように型によって成形したものに炭化焼成によって質感を強調したものなど、それぞれが特徴的です。
サイズ感も程よく手取りもとてもいい感じなので、ぜひ実際にお手にとってご覧いただければと思います。

2019/04/10

「坂井直樹・松永圭太 展」5日目終了しました!







「坂井直樹・松永圭太 展」5日目終了しました!

松永さんのお皿はいわゆる使いやすい食器ではありませんが、
彼のオブジェや茶道具とも共通するような姿勢がベースにあり、
その中でヒエラルキーを設けることなく自由に制作しているのがおもしろいところです。
おおらかな素材を使って細部まで作りこんでいて、見所が多くあります。
お皿の裏が思いがけないようなかたちをしていたり、
欠けてしまったところを逆転の発想でいいアクセントとして作り変えたりと、
いろんなアイデアが詰めこまれています。
ぜひひとつひとつ手にとって、裏返して見ていただきたいです。

坂井さんの掛け花は、金属らしく端正でシンプルなかたちと錆びの強い質感が合わさり、
これひとつで空間に大きな影響を与えるような存在感を持っています。
壁とのつき方や落としの作り方など、見え方や使いやすさを細かいところまで
意識して作られていて頭が下がります。
こちらも単体でオブジェとしても成立しますし、花を一輪活けるとより鮮やかに見えて、
いい引き立て役にもなってくれます。

早いもので今日で会期も半ばを過ぎました。
特にこのあたりではなかなか見ることのできないタイプの展示となっていますので、
お見逃しのないようよろしくお願いします!