2021/05/31

「松永圭太×橋本健史 展」作品紹介02


Tea Bowl by Keita Matsunaga × Takeshi Hashimoto

石膏ボードを割った断面を型として再利用し、成形した茶碗。
「頭陀寺の壁」の図面を転写したシートを貼りつけているが、
その粗いテクスチャーによって破れたりシワになったりして、独特の質感が生まれている。

松永圭太×橋本健史 展
2021.6.5(土) - 6.20(日)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:5(土)

ceramic art × architecture

陶芸家・松永圭太と建築家・橋本健史(403architecture[dajiba])のコラボレーションによる展覧会を開催いたします。
松永は学生時代に建築を学んだのち、陶芸の道に進みました。
その制作プロセスにおいて常に対象を客観的に捉えようとする態度には、建築的な視点が多分に含まれています。
一方橋本は、403architecture[dajiba]の一員として、既存の枠組を読み替えることで、
スケールにこだわらず多様な建築的プロジェクトを手掛けてきました。
今回の展示は、異なる分野で活動する同世代の両者が出会うことで、
あらかじめ想像できないような化学反応を期待して企画しました。

表面的なコラボレーションに陥らないために、長い期間で対話を重ねながらさまざまな可能性を模索してきました。
その結果として生まれたアウトプットは、明確な役割を分けることなく、
両者の要素が複雑に入り混じったこれまでにない作品となっております。

それぞれの分野での更なる活躍が期待される二人の、垣根を飛び越えた協同作業の成果をぜひご高覧ください。

2021/05/29

「松永圭太×橋本健史 展」作品紹介01


「頭陀寺の壁」(403architecture[dajiba])と、その図面を基に制作した茶碗(松永圭太)

松永圭太×橋本健史 展
2021.6.5(土) - 6.20(日)
13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:5(土)

ceramic art × architecture

陶芸家・松永圭太と建築家・橋本健史(403architecture[dajiba])のコラボレーションによる展覧会を開催いたします。
松永は学生時代に建築を学んだのち、陶芸の道に進みました。
その制作プロセスにおいて常に対象を客観的に捉えようとする態度には、建築的な視点が多分に含まれています。
一方橋本は、403architecture[dajiba]の一員として、既存の枠組を読み替えることで、
スケールにこだわらず多様な建築的プロジェクトを手掛けてきました。
今回の展示は、異なる分野で活動する同世代の両者が出会うことで、
あらかじめ想像できないような化学反応を期待して企画しました。

表面的なコラボレーションに陥らないために、長い期間で対話を重ねながらさまざまな可能性を模索してきました。
その結果として生まれたアウトプットは、明確な役割を分けることなく、
両者の要素が複雑に入り混じったこれまでにない作品となっております。

それぞれの分野での更なる活躍が期待される二人の、垣根を飛び越えた協同作業の成果をぜひご高覧ください。

2021/05/28

collections | 210528


白楽筒茶碗 / 橋本知成 
[White Raku Tea Bowl / Tomonari Hashimoto]
12.5×10.5×h12.0 cm

2021/05/27

2021/05/26

2021/05/25

2021/05/23

「天野裕夫 彫刻展」終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」おかげさまで無事に終了しました!
今日はようやく天候にも恵まれ、最終日ということもありたくさんの方々におこしいただくことができました!

天野さんの作品は老若男女問わず幅広い層に受け入れられる魅力を持っていて、
お客さんの中にはおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんで来場された方もいたりと、
それぞれの反応を伺うのがこちらとしてもとても楽しかったです。

大湫に戻られてから3年経ち、地元での存在感が強まっているのを実感した今回の展示でした。
今後もご支援のほどよろしくお願いいたします!

2021/05/22

「天野裕夫 彫刻展」残り1日です!


「天野裕夫 彫刻展」8日目終了しました!
今日は天候が回復したおかげもあってか、本当にたくさんの方々におこしいただくことができました。

「白兎塔」はやきもの作品ですが、天野さんがこちらに戻ってきてからのやきものの表現の広がりを見て取ることができます。
ブロンズに近いような質感と、ところどころに溜まっている釉薬の透明感が
これまで天野さんが作り上げてきた階段などの都市的な要素と組み合わさって、より複雑な表現となっています。
天野さんは確固たる世界観を持っているような印象を受けますが、いろいろな技術を柔軟に取り入れて
自分流に解釈する器用さもまた天野さんのすごいところだと思います。

明日はとうとう最終日です。
天野さんも在廊してくださいますので、力強い作品たちをお見逃しのないようよろしくお願いいたします!

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:23(日)

2021/05/21

「天野裕夫 彫刻展」残り2日です!


「天野裕夫 彫刻展」7日目終了しました!
今日はかなり雨が強く降っていたにも関わらず、多くの方々におこしいただきありがたい限りです。

板の間では、基本的に作品を床に設置しています。
そのことで通常美術館や他のギャラリーで観るのとは違った距離感で作品と接することができるのではないかと思います。
床に座り込んでじっくりとひとつひとつの作品に向き合う方もいらして、
特別な観賞体験となっていればこちらとしても大変嬉しいです。

さて、早いもので会期も残すところあと2日となりました。
天野作品をこれだけまとめて観られる機会も少ないと思いますので、この機会にぜひご覧ください!

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:22(土), 23(日)

2021/05/20

「天野裕夫 彫刻展」6日目終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」6日目終了しました!
連日雨が続きますが、そんな中でもおこしくださった方々には本当に感謝です。

今回縁側にも作品が多数設置されており、とても賑やかな雰囲気になっています。
天野さんの作品は基本的に生き物がモチーフとなっているので、縁側にあると余計にリアリティが増し、
今にも動き出しそうな気がしてきてしまいます。
自然光がたっぷりと降り注ぐ場所では、木の質感がよりはっきりと実感できるのではないかと思います。

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:21(金), 22(土), 23(日)

2021/05/19

「天野裕夫 彫刻展」5日目終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」5日目終了しました!

今日ご紹介する2作品は今回の中でも特に顔の作り方に特徴があります。
ひとつ目の「卵蛙」は比較的きれいに削られた木で顔に至るまで全体的に滑らかに作られており、
口の一部や目鼻がブロンズで加えられています。
丸みを帯びたフォルムがとても愛らしく、ついつい撫でたくなる方な作品です。
一方ふたつ目の「フタコブミミズク」は、杉の荒々しい質感がそのまま生かされていて、
顔自体はブロンズで作られているものの木の質感をなぞるようなかたちをしています。
切り株がそのまま生き物になっているかのような見た目は、不思議な存在感を放っています。

他の作品も木とブロンズのパーツの関係性を見比べてもらうとより楽しめるかと思います!

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:21(金), 22(土), 23(日)

2021/05/18

「天野裕夫 彫刻展」4日目終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」4日目終了しました!

本日ご紹介するのは「キリンハート」という作品です。
天野さんが木を使い始めたのは8年ほど前、地元大湫の大杉の枯れた枝を切り落としたものを譲り受けたことがきっかけで、
基本的に制作にはそのときのものを使用しているのですが、
こちらの作品のみ昨年大杉が倒れてしまったあとのものを使っています。
そのため他に比べてひとつだけ色が明るく、異彩を放っています。
正面から見ると胴体部分がハートマークに見え、年輪もはっきりとしていて特徴的です。

どの木を用いるかによってどのような動物をモチーフとし、どんなカタチにするかを決めていくので、
天野さんが何を考えてこのような作品に至ったのか、イメージを膨らませてみるのも楽しいです。

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:21(金), 22(土), 23(日)

2021/05/17

「天野裕夫 彫刻展」3日目終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」3日目終了しました!

予想よりもはるかに早い梅雨入りとなってしまいましたが、今回の展示では大型の作品をいくつか庭に設置しております。
写真の作品「UTOX」は、高さ1m超、重さ300kg超のかなりのサイズで、
やきものとブロンズの組み合わせによるものです。
この大きさだけでも圧巻ですが、いざ細かく見てみるといろいろな発見があり、それもまた醍醐味のひとつです。
天野さんは帰郷してからやきものについても試行錯誤していて、釉薬を使った質感も見どころです。

天候によって見え方が変わるのもおもしろく、雨でしっとりした表面も違った良さがあります。

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:21(金), 22(土), 23(日)

2021/05/16

「天野裕夫 彫刻展」2日目終了しました!


「天野裕夫 彫刻展」2日目終了しました!
今日は天候が優れなかったにも関わらず、展示会場は終始賑やかでした。

床の間には「虹の牛」という作品が鎮座しています。
背中についている流線形の虹と円環の角と他のパーツが色分けされているのが特徴的です。
ちゃんと後ろの方まで作り込まれているのが何とも天野さんらしいです。

明日以降も天候には恵まれなさそうですが、どんよりとした空気にも負けないパワフルな展示をぜひご覧ください!

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:21(金), 22(土), 23(日)

2021/05/15

「天野裕夫 彫刻展」はじまりました!


「天野裕夫 彫刻展」本日よりスタートしました!
おかげさまで天候にも恵まれ、多くの方々におこしいただくことができました。

今回の展示で多くを占めているのが、大湫の大杉を使ったシリーズです。
これまで木彫をやったことのなかった天野さんが、地元の御神木を用いたこれらの作品は、
最初は木目を生かしつつブロンズによって頭や足などのパーツを付け加えていますが、
その境目がとてもスムーズでぱっと見どこからどこまでが木なのか見分けがつかないほどです。
自然そのままの部分と新たに制作された部分が一体の中にバランスよく混在しており、細部までとても見応えがあります。

明日も天野さんが在廊してくださる予定ですので、ユーモア溢れるお話も合わせて楽しんでいただければと思います!

天野裕夫 彫刻展
2021.5.15(土) - 5.23(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:16(日), 21(金), 22(土), 23(日)