2017/07/13

横山拓也 展「省略の美学」開催のおしらせ


弊廊初となる横山拓也さんの個展を開催します。

横山さんとは最近落語の話をすることが多く、
彼の作品と落語に共通する部分は何だろうと考えたところ、
つくり手/演者が全てを説明しようとするのではなく、
表現に必ず余白があり、観る側に解釈を促し、また想像力を喚起するところだと思い至りました。
また、伝統を再解釈しそれをアップデートしていく姿勢にも重なる部分が多いのではと思います。
なお、タイトルも若手落語家、立川吉笑さんの著書「現在落語論」から拝借しました。

今回の展示では定番の白と黒(粗い土を用いた新しいシリーズもあります)の作品はもちろん、
岐阜という土地にいろんな意味で馴染みの深い、緑釉/織部の作品も出展していただく予定です。
横山さんらしい動きのあるかたちの茶碗から花器、酒器、食器など幅広いラインナップとなります。
久しぶりの地元での個展となりますので、ぜひともご覧ください!

横山拓也 展「省略の美学」
2017.7.15(土) – 7.23(日)
13:00-18:00
会期中休廊日はありません
作家在廊日:15日(土), 16日(日)

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