2021/10/22

増田敏也「質感ノイズ」残り2日です!


増田敏也「質感ノイズ」7日目終了しました!

こちらは前回に引き続き、我々からお願いして制作してもらった作品です。
今回は弊廊ではお馴染みの林茂樹さんの「mini Q.P」をモチーフにして作っていただきました。
「モシャス」という某TVゲームの中にあった呪文をタイトルに使っているシリーズになりますが、
実物と横並びになっていることで、増田さんがモノをどのように捉えて作品にしているかを
具体的に窺い知ることができます。
顔の部分が特に苦労されたそうですが、何とも憎めない愛らしい表情をしているように
自分の目には映ります笑

さて、会期は残り2日となりました。
こちらが弊廊の今年最後の展示となりますので、お時間ありましたらどうぞお立ち寄りください!

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)
※作品リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

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