金理有 “ミヅチノチ” 7日目終了しました!
階段簞笥の上には、香炉や壺など線刻された用途のある作品が主に並んでいます。
やきものにおいては使える / 使えないというファクターが他分野と比較しても重要視される傾向があり、
穴が空いているかどうかというのを気にされる方も多いです。
ただ、金さんの作品を観ているとその境界というのは極めて曖昧で、
同型の作品の口の有無を比べてみるとあらためてその意味について考えさせられます。
日本文化において使い手の創造性は一貫してその発展に寄与してきましたが、
モノを配置することそれ自体がキュレーションの一環だと捉えてみると、
また違った視点から工芸について考える余地もあるのではないでしょうか。
金理有 “ミヅチノチ”
2022.9.21 (水) - 10.2 (日) 13:00-18:00
会期中無休
作家在廊日:1(土), 2(日)
オンライン販売:9/25(日)18:00 - 10/2(日)18:00 >スペース大原オンラインストア
呈茶会:10/2 (日) 13:00-18:00
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