「五味謙二 展」6日目終了しました!
こちらは「shi-tou」シリーズの「ポック」というタイトルがつけられた作品です。
上に向かってすっと高く伸びるフォルムが崇高さを感じさせると同時に、
前面に着地しているパーツが前脚のように見え、生物かのようにも思えます。
作品タイトルのつけ方もそうですが、このシリーズはある特定のモノを表象するのではなく、
具象と抽象の間で揺れ動き、見る人の受け取り方によってさまざまなイメージを想起させます。
こちらの作品は以前美術館でも展示されたことがあるのですが、ケースもなく床に置かれることで距離感が縮まり、
また自然光で観てもらうことでその質感や佇まいをよりダイレクトに感じていただけるのではないかと思います。
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