2017/12/12
金継ぎ|黒碗 銘「高尾」
すっかり告知をするのを忘れておりましたが、先日金継ぎ教室の展覧会がありました。
そのときの取り合わせと文章をこちらに掲載したいと思います。
横山拓也さん作の黒碗です。
雅な雰囲気から、落語に出てくる花魁の名を銘としました。
噺に準じて、坂野有美さんの藍染めの古帛紗を合わせております。
「傾城に誠なしと誰が言うか、誠あるほど通いもせずに、振られて帰る野暮なお客の憎手口」
江戸の昔から伝わる「紺屋高尾」の一席でございます。
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