内田輝演奏会「たそかれとき vol.3」終了しました！

内田輝演奏会「たそかれとき vol.3」おかげさまで無事に終了しました！

今年で3回目ということで、少しずつですが積み重ねもできてきた中で、

新たな挑戦もあり試行錯誤の中での開催でしたが、非常に良い会になったのではないかと思います。

今回は2種類のクラヴィコードを使って演奏していただきました。

それぞれ使われている材質が違うので、音の鳴り方も変わってきてとてもおもしろかったです。

通常であれば、楽器というのは完成品を手に入れて使う場合がほとんどだと思いますが、

内田さんは自ら制作・調律・演奏すべてを行なうので、楽器に対する向き合い方がかなり特殊だと思います。

今後また違ったタイプのクラヴィコードを制作予定とのことなので、来年の演奏会でご覧いただければと考えています。

また、会場の装飾は新里明士さんにお願いしました。

新里さんの作品は「光器」という名の通り、光の当たり方によって表情が大きく変化します。

その特徴がこのイベントのコンセプトとと重なり合う部分が多くあり、実際に良さを存分に発揮してくれました。

日中に自然光で観ているときの柔らかな表情から、日が暮れてきて暗がりの中で照明によって

次第にぼんやりと照らし出されていく過程は、内田さんの奏でる音とリンクしながら

幻想的な空気感をつくり出していました。

通常ではある一定の光の状態でしか作品を観られないことがほとんどだと思いますが、

今回は1日のイベントの中で作品のさまざまな表情をご覧いただけたのではないかと思います。

あらためてこのご時世の中おこしくださったみなさまに厚く御礼申し上げます。

そして関係者のみなさま、どうもおつかれさまでした！

来年はさらにクオリティの高いイベントにできるよう準備を進めて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします◎