「横山拓也 展」3日目終了しました!
作家さんたちが数多く足を運んでくださるのは、横山さんの作品に対するひとつの評価の表れであるように思います。
横山さんは最近、以前よりも桃山陶などの歴史的文脈を意識するようになったとおっしゃっていました。
それはやきものの歴史が綿々と続く美濃という土地に身を置いて制作していること、
そして近年におけるやきものの傾向に対する感覚があってのことだと思います。
先日、ラジオで立川談春という落語家が「このままでは自分の思う落語がなくなってしまうのではないか?」
という危機感を持っていると話していたのですが、
このような状況はあらゆる分野で起こっている気がします。
どんどんこれまでのコンテクストが無効になっていく中で、あえてそれらを参照し制作する姿勢は、
やきものに対する信頼感とそれに対して新たなアプローチを試みる挑戦的な意思の表れなのかもしれません。
横山拓也 展
Takuya Yokoyama Exhibition
2024.4.20(土) - 4.29(月・祝)
13:00-18:00
会期中無休
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