8月29日(木)にタジミルの第3.5回ワークショップを開催します!
「第3.5回」としているのは、今回は通常のワークショップとは少し異なり、
ゲストによるレクチャーと、名城大学谷田研究室がこれまでどのような活動をしてきたかを発表する機会としたためです。
ゲストにはBHIS(ビューティーハッピーアイランドスタジオ)を主宰し、
遠藤ミチロウ氏、大友良英氏、和合亮一氏を中心に立ち上げられたプロジェクトFUKUSHIMA!の一員としても
活躍されている福島在住の建築家、アサノコウタさんをお迎えします。
アサノさんは大学院を卒業して東京の設計事務所で働いた後、
故郷である福島市に戻り建築以下の設計事務所「BHIS」を設立し活動を開始しました。
その矢先に東日本大震災があり、状況は思わぬ方向に展開していきます。
みなさん福島についてはメディアを通していろんな情報を耳にしているかと思います。
ただそんな中で彼の震災後の活動は一面的なモノの見方を覆す、大変興味深いものであると考えます。
今回は震災以前以後かかわらず取り組まれてきたミクロな視点によるリノベーションのプロジェクトと、
震災により変化を余儀なくされた福島県のコンテクストに対応させるために取り組んだ、
地域や社会などのマクロなリノベーションについてお話してくださいます。
また名城大学谷田研究室は、これまで研究室がどのような活動をしてきたのかを発表します。
建築に限らずさまざまな分野で活動している研究室について、みなさんにより深く知っていただければと考えています。
今回も大変興味深いお話が聞けると思うので、
より多くの方々におこしいただければと考えています。
どうぞよろしくお願いします!
【第3回ワークショップ】
2013/08/29(木) 19:00~20:40
場所:多治見市産業文化センター3階 中会議室
第一部:トークセッション
「リノベーション フクシマ」(renovation FUKUSHIMA)
アサノコウタ(BHIS)
第二部:名城大学建築学科谷田研究室による活動報告
「研究室の取り組みについて」
<ゲストプロフィール>
アサノコウタ
建築家。1983年福島県福島市生まれ。2007年慶應義塾大学環境情報学部卒業
2009年同大学大学院修士課程卒業。2009年BHIS設立。
福島市で「うつくしま、ふくしま」をモットーに地域環境デザインを試みる建築以下の設計事務所「BHIS」を主宰する。
建築設計の領域に留まらず、グラフィックデザインからプロダクトデザインやコミュニティデザインまで、
福島県という地域の中で横断的な取り組みを行う。
プロジェクトFUKUSHIMA!では,美術家中崎透と「福島大風呂敷」(2011),「はた と 想う。」(2012)のディレクションを担当し、
2013年はアートディレクターとして「複数の櫓」などの企画・設計を担当する。
福島学院大学非常勤講師。古民家鑑定士。
AWARDS
2013年 UIA2011東京大会 第24回世界建築会議 アカデミックプログラム 出場
2008年 卒業設計日本一決定戦日本14位
2008年 慶應義塾大学伊藤賞受賞(学部内最優秀賞)
2005年 JCD国際デザインコンペティション入選
<参考資料>
・architecturephoto.net震災復興支援活動関連企画「towards our ordinary life」vol.02 「変わっていく状況の中で変わらないもの」
・TETOTEONAMAMA SUPERLOCAL interview 「建築"以下"でつくる 人に寄り添う福島」
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