2019/08/31

中井波花さんの「膜層」


中井さんの作品は、手びねりでかたちを作っているのですが、
土と釉薬がレイヤーではなく相互に関係し合いながら成形されています。
一般的な土と釉薬を用いているので、焼くことによって表れる現象が強調されています。

白石陽一・中井波花 展
2019.9.6(金) – 9.23(月・祝)
11:00-18:00 月曜休
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/08/30

白石陽一さんの 'objet'


現在、白石さんが取り組んでいることがわかりやすく表れている作品です。
原土と磁土を石膏型に入れて成形し、それを焼くことででき上がったものが成果物となります。
極力自分の手でかたちを作らず、一連の制作プロセスにおける現象がモノとして定着されています。

白石陽一・中井波花 展
2019.9.6(金) – 9.23(月・祝)
11:00-18:00 月曜休
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/08/29

白石陽一さんと中井波花さんの器


白石さんと中井さんの作る器は、いわゆる使いやすいものではないかもしれません。
土を焼くというプリミティブな行為を突き詰めていった結果として、最終的に表れてくる成果物です。
オブジェと器という境界線をあらかじめ引いてしまうのでなく、
自らの制作態度を追求していった結果としてそれはあります。

単体で鑑賞に耐えうるだけの強度と、
使い手に用途とは何かを問いかける姿勢とをあわせ持つ、とても刺激的な作品です。

白石陽一・中井波花 展
2019.9.6(金) – 9.23(月・祝)
11:00-18:00 月曜休
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/08/28

日々の茶|190828


本日の一服は、伊藤秀人さんの青瓷茶碗でいただきました。

2019/08/24

金沢TO U「白石陽一・中井波花 展」開催のおしらせ


ディレクションを担当している金沢TO Uの第6弾展覧会のおしらせです。
今回は、やきものの白石陽一さんと中井波花さんの二人展です。

型を用いて制作している白石さん、手びねりでかたちを作る中井さんと、
手法は違えども土という素材を突き詰めて考え、
その現象をかたちに留めようとする姿勢は共通しているのではないかと思います。

今回は、両者ともにオブジェと器の両方を出展してくださいます。
そのふたつの境界を行き来しながら、揺さぶりをかける2人の作品にどうぞご注目ください。

白石陽一・中井波花 展
2019.9.6(金) – 9.23(月・祝)
11:00-18:00 月曜休
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/08/23

日々の茶|190823


本日の一服は、新里明士さんの「光碗」でいただきました。

2019/08/22

「たそかれとき」について|演出01:日置 哲也


内田輝さんの演奏は日が沈むにつれ深く、そして一音一音が力強くなっていくように感じます。
辺り一面が暗闇に染まると、そこにはゆらゆらと小さな灯りがともった灯篭が佇みます。

演出として、岐阜県瑞浪市在住の陶芸家 日置哲也さんに陶器の灯篭を制作していただきます。
演奏していただくクラヴィーコードが日本に伝来した歴史的背景の一説から美濃焼と結び付け、
織部灯篭から着想を得ております。

製土業に従事する傍ら、豊富な知識と挑戦的な手法で作陶される日置さん。
実験的素材研究バンドmonolith&soilmans noteとして3名の陶芸家(加藤貴也、田中太郎、野村佳代)とともに
独自の方法で陶芸の魅力を発信し続けています。

前回の地奏プロジェクト(陶芸を中心としたシェア工房「司ラボ」にて行ったchisou CD リリースイベント)では、
演奏する音楽家 宮内優里さんと木原健児さんの目の前でmonolith & soilmans noteのみなさんに
陶器の公開制作をしていただき、ライブパフォーマンスを行いました。

写真は前回の様子。
今回は日置さんがどのような灯篭を制作してくださるのか、またスペース大原でどのような光景を見られるのか楽しみです。

お手数をおかけいたしますが「たそかれとき」のご予約はメールにてお願いいたします。
ご希望のお日にち、代表者様氏名、人数を明記してください。
zuno.tajimi@gmail.com

主催:スペース大原、地奏プロジェクト(図濃)

2019/08/20

「たそかれとき」について|食事:hoshizumi


内田輝さんの演奏後は、お越しくださるみささんとhoshizumiさんの料理を囲んで、団欒したいと思います。

喧騒から離れた立地と内装、丁寧に調理された食材、選ばれた作家さんの器に綺麗に盛り付けられた料理。
いつも美味しくてゆったりとした贅沢な時間を過ごさせてくださるhoshizumiさんに、
お越しくださる方をもてなす食事をご用意いただきます。

クラヴィーコードの繊細な音色やその時々で移り変わっていく自然の音に耳を澄まし、
普段より敏感になった五感で、季節の野菜、地域の食材をお楽しみください。

岐阜県多治見市の山のふもとで営む
野菜が軸の欧風料理店
hoshizumi
岐阜県多治見市根本町11-113-7
http://hoshizumi.com

岐阜県多治見市のかたすみで、夫婦ふたりでこじんまりとしたお店を営んでいます。
きちんと手をかけ大切に育てられた食材。その恵みに感謝と思いやりの気持ちを大切に調理します。
旬の素材そのものの持ち味や、季節のうつろいを愉しんでいただけるよう心がけています。

お手数をおかけいたしますが「たそかれとき」のご予約はメールにてお願いいたします。
ご希望のお日にち、代表者様氏名、人数を明記してください。
zuno.tajimi@gmail.com

主催:スペース大原、地奏プロジェクト(図濃)

2019/08/16

「たそかれとき」について|演奏者:内田輝


演奏者:内田輝
サックス奏者として活動後、ピアノ調律を吉田哲氏に師事。
音の調律から観る様々な音との対話方法を伝える「音のワークショップ」を開催。
楽器製作家、安藤正浩氏の教えのもの、14世紀に考案されたクラヴィーコード(鍵盤楽器)を製作。
自ら楽器を作り、音を調律し、音楽家であること。この流れを大事にして世界を観たいと思っている。

https://akira-uchida.jp

楽器:クラヴィーコード
14世紀頃に発明され、16世紀から18世紀にかけて普及した鍵盤楽器。独特な小さな音と響きが特徴。
天正遣欧少年使節により日本に伝来したという一説があります。内田輝さんは、クラヴィーコード製作者であり演奏家です。

(photo by 須藤 和也)

お手数をおかけいたしますが「たそかれとき」のご予約はメールにてお願いいたします。
ご希望のお日にち、代表者様氏名、人数を明記してください。
zuno.tajimi@gmail.com

主催:スペース大原、地奏プロジェクト(図濃)

本日のお菓子|190816


今日は、金錦町の「日曜」を松永圭太さんの「thumbprint o」でいただきました。

2019/08/15

本日のお菓子|190815


今日は、UCHU wagashiの琥珀糖を田中陽子さんの硝子皿でいただきました。

2019/08/14

本日のお菓子|190814


今日は、石川屋本舗の「かいちん」を長谷川潤子さんの長皿でいただきました。

2019/08/11

本日のお菓子|190811


今日は、UCHU wagashiの金平糖を杉原倫子さんの小皿でいただきました。

2019/08/08

本日のお菓子|190808


今日は、金錦町の「琉璃」を高橋悠眞さんの「星舞 高杯」でいただきました。

2019/08/07

日々の珈琲|190807


今日は、高橋悠眞さんの猪口でJikan ryokoの「ヤンニ ハラール モカ」をいただきました。

2019/08/06

本日のお菓子|190806


今日は、髙木屋の「涼味 紙ふうせん」を長谷川清吉さんの「銀虫喰い小皿」でいただきました。

2019/08/05

金沢TO U「BLUE SUMMER exhibition」開催のおしらせ


ディレクションを担当している金沢TO Uの第5弾展覧会のおしらせです。
今回は、夏にちなんだ4人の展示となります。

タバコの葉の溶液を用いて繊細な模様を作りだす片瀬さん、
食に彩りを与えるスタイリッシュな器を作る水野幸一さん、
モザイクグラスで華やかなガラスの作風で知られるみずのみささん、
鋳込みで作られたふだん使いにちょうど良いポップな作品の宮木さんと、
四者四様のバリエーション豊富な展示となります。
ぜひそれぞれのお気に入りを見つけに来ていただければと思います!

BLUE SUMMER exhibition
2019.8.6(火) – 8.25(日)
11:00-18:00 19日(月)休
[出展作家]
片瀬有美子(陶), 水野幸一(陶), みずのみさ(ガラス), 宮木英至(陶)
[会場]
TO U 石川県金沢市広坂1丁目1−55 田村ビル1階

2019/08/03

日々の茶|190803



本日の一服は、永草陽平さんの流彩磁茶盌でいただきました。