2021/10/24

増田敏也「質感ノイズ」終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」おかげさまで無事に終了しました!
会期中足を運んでくださったみなさま、誠にありがとうございました。

今回は増田さんにとっても大きな挑戦として、新たに釉薬を用いた作品を発表していただきました。
これまで一見土らしからぬ表現によってキャリアを重ねてきた増田さんですが、
ここへきてあらためて土という素材と向き合い、彼なりに昇華した上でこれまで取り組んできたことと
組み合わせたアウトプットが出来上がりました。
それは多くの可能性を秘めているように感じ、次のステップがますます楽しみになるようなものであったと思います。
来年春には東京での展示を控えているそうなので、そちらにもぜひご期待ください!

さて、弊廊は本展をもって今年のスケジュールをすべて終了いたしました。
来年の予定はまた追って発表させていただきますので、しばしお待ちくださいませ。

2021/10/23

増田敏也「質感ノイズ」残り1日です!


増田敏也「質感ノイズ」8日目終了しました!

今回、白い空間は兵庫陶芸美術館で開催された「No Man's Land」展への出展作品をベースに展示をしております。
来てくださったお客さんがパッと見て何も展示してないと勘違いしてしまうことが多々ありましたが、
じっくり目を凝らしてみると実は作品が設置されていることに気づくような構成となっています。
増田さんの作品は距離をもって観るとどうなっているのかわからないこともあるのですが、
少しずつ近づくにつれてピクセル状に構成されていることがわかり、だんだん焦点がぼやけてくる感覚に陥り、
距離と焦点の感覚が通常と逆転するような奇妙な現象が起こります。
これも弊廊の空間だからこそ体験できることだと思います。
また、展示空間内に個々の作品を配置することで全体をインスタレーションとして構成できるのも、
増田さんの大きな魅力だと思います。

さて、とうとう明日が最終日です。
増田さんがワクチン接種のため、副反応次第で在廊できるかどうか未定となっておりますが、
他ではなかなか観られない展示ですので、どうぞお見逃しのないようよろしくお願いいたします!

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)
※作品リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/22

増田敏也「質感ノイズ」残り2日です!


増田敏也「質感ノイズ」7日目終了しました!

こちらは前回に引き続き、我々からお願いして制作してもらった作品です。
今回は弊廊ではお馴染みの林茂樹さんの「mini Q.P」をモチーフにして作っていただきました。
「モシャス」という某TVゲームの中にあった呪文をタイトルに使っているシリーズになりますが、
実物と横並びになっていることで、増田さんがモノをどのように捉えて作品にしているかを
具体的に窺い知ることができます。
顔の部分が特に苦労されたそうですが、何とも憎めない愛らしい表情をしているように
自分の目には映ります笑

さて、会期は残り2日となりました。
こちらが弊廊の今年最後の展示となりますので、お時間ありましたらどうぞお立ち寄りください!

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)
※作品リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/21

増田敏也「質感ノイズ」6日目終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」6日目終了しました!

こちらの作品「炎芸術」は、文字通り炎をモチーフにしています。
同名の雑誌があるように、やきものは通常焼成するというプロセスが重要視されており、
窯で焼くことで大きな変化を経て完成します。
ただ、増田さんは電気窯を使用しているため直接的には火を使ってはいません。
そこで自分の作品が本当に「炎芸術」と言えるかどうかと考えたときに、
実際に炎そのものを作ってしまえばそう呼べるのではないかと思いつき制作した作品です笑
独特のユーモアに笑わされると同時に、伝統的な意味で火に頼る制作方法が減っている現状からすると、
その変遷についてもあらためて考えさせられる批評性も持ち合わせているように思います。

会期は残すところあと3日となりました。
やきものについて新鮮な視点で捉え、かつ老若男女問わず楽しめる作品が揃っておりますので、
ぜひいろんな方にご覧いただければと思います。
また、こちらの作品を含む出展リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/20

増田敏也「質感ノイズ」5日目終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」5日目終了しました!

本日ご紹介するのは、「クスリのリスク」というタイトルが付けられた作品です。
カプセルというのが身近にある中でもっとも小さな器ではないかと気づいた増田さんが、
やきもので制作するモチーフとしてふさわしいのではないかと選び取りました。
(もちろん機能はありません 笑)
こちらは全部で730個あるのですが、1日2錠ずつ1年飲み続けたらと仮定した数を可視化したもので、
今のご時世もあって一度にこの量を見せられるといろいろと考えさせられるものがあります。

さて、早いもので会期も半ばを過ぎました。
増田さんの作品をまとめて観られる機会はなかなかありませんので、
ご興味のある方はぜひ足をお運びいただければと思います!
また、こちらの作品を含む出展リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/19

増田敏也「質感ノイズ」4日目終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」4日目終了しました!

写真の作品は、誰もが見慣れたレトロな魔法瓶がファミコンでの「バグった」状態になったと想像して、
長く伸びた状態をかたちにしたものです。
本来2次元上で起こる現象をあえて立体化することによって、本来とは違った意味を帯びています。
見慣れたものをモチーフとしてそれを操作し違和感を生じさせるのが、増田さんの真骨頂です。

こちらの作品を含む出展リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/18

増田敏也「質感ノイズ」3日目終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」3日目終了しました!

こちらの作品は、歌手のゆずの最新アルバム『YUZUTOWN』のオマージュ企画として開催された
ピクセルアートの特別企画展『YUZUTOWN Special Exhibition』に出展された作品です。
誰もが知っている名曲『夏色』をテーマとして制作された本作は、曲中で使われているタンバリンをモチーフとし、
さらにこの曲がカラオケで頻繁に歌われたことの思い出から、マイクが2本付属しています。
「ヘビーローテーション」というタイトルを含めてその頃の感覚を呼び起こし、
楽しさやちょっとした甘酸っぱさを感じるような作品です。
このように幅広いお題に対応できるのも増田さんの魅力のひとつだと思います!

こちらの作品を含む出展リストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/17

増田敏也「質感ノイズ」2日目終了しました!


増田敏也「質感ノイズ」2日目終了しました!
今日は「国際陶磁器フェスティバル美濃」の最終日ということもあって、遠方からも多くの方々がおこしくださいました。

「質感ノイズ」シリーズは、ワインボトル以外に靴をモチーフとした作品があります。
こちらは「Self-porlait」と名付けられており、増田さん自身が最近よく履いている靴をベースに制作されていて、
それがえぐり取られていたり溶けているように見える部分に、土らしい柔らかさや釉薬による金属的な光沢が生じています。
一旦ピクセル状に固定化されたかのように見えたイメージが、ノイズによってその素材感を表出させ、
その像が再び揺さぶられるように感じ、その不安定な状態が非常に魅力的に写る作品です。
また釉薬の使用により照明や自然光を反射することによって、さらにその存在感を増しているのも
今回の展示での新たな発見のひとつと言えそうです。

現在、出展作品リストを作成していて出来上がり次第ご希望の方にはお送りいたしますので、
もしご興味があればどうぞお気軽にお問い合わせください。

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/16

増田敏也「質感ノイズ」はじまりました!


増田敏也「質感ノイズ」本日よりはじまりました!
天候にも恵まれ、よいスタートを切ることができました。

展覧会タイトルにもなっている「質感ノイズ」シリーズは、今回はじめてお披露目される新しい作品です。
これまで増田さんは、土を素材として扱いながらいかにその「らしさ」から離れるかを意識しながら制作をされてきました。
そこにあえて土らしい生々しいかたちと光沢のある釉薬の質感を持ち込むことで、
これまでのようにピクセル状に作られた部分とのコントラストが生まれ、
あらためて素材や視覚的イメージに対する感覚が揺さぶられます。
以下に増田さんのステートメントも追加したので、ぜひ併せてご一読ください。

明日も増田さんが在廊してくださりますので、ぜひ本人からいろいろな説明を受けていただければと思います!

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:17(日), 24(日)

「質感ノイズ」 
 画像や映像、音楽などに発生するノイズには、「ノイズとは気になりだすとそこにピントが合い、
今までメインだったものにピントが合わなくなる感覚」があるように思います。

低解像度なデジタル画像をイメージして制作している私の作品にとって、
土味や釉薬による表現、作者の手跡などは私の作品表現におけるノイズになると考えてきました。 

 土を素材に表現するようになって18年になり、発表し始めた頃よりも自分の作品が焼き物であることを認知されることが
増えたことで焼き物であることの意味を今一度考えるようになり、今回自分の作品に自分にとってのノイズを入れ込むことで
作品内で直接的な対比が生まれ、今まで以上に陶芸である意味性と視覚表現の効果を強めることが
出来るのではないか?という試みです。

2021/10/15

増田敏也「質感ノイズ」明日スタートです!


増田敏也「質感ノイズ」設営完了しました!
新たなシリーズの作品がずらっと並んだ様子は壮観で、とても見応えがあると思います。

週末は増田さんも在廊してくださりますので、お時間のある方はぜひお立ち寄りください!

増田敏也「質感ノイズ」 -Toshiya Masuda Exhibition- 
2021.10.16(土) - 10.24(日) 
13:00-18:00 
会期中無休 
作家在廊日:16 (土), 17(日), 24(日)

2021/10/03

「西垣聡 展」終了しました!


「西垣聡 展」おかげさまで無事に終了しました!
いろいろな制約がある中での開催となってしまいましたが、多くのご縁をいただくことができました。

特に、西垣さんの代名詞的作品「Highlights」シリーズは回を重ねるごとに手にとっていただける機会が
増えてきている実感があり、継続的に開催していることの意義を感じることができました。

次回2年後の展示では、よりチャレンジングな作品を展示できるよう準備していきたいと思いますので、
引き続きサポートのほどよろしくお願いいたします!

2021/10/02

「西垣聡 展」残り1日です!


「西垣聡 展」10日目終了しました!

今回、床の間に展示してある「mirage」は出展されている中でも特に大振りの作品です。
そのタイトル通り光の当たり方で大きく見え方が変化し、さまざまな現象を引き起こします。
影のでき方もとてもおもしろいです。

さて、とうとう明日で最終日です。
この地域で西垣さんの作品をまとめて観られる機会はなかなかございませんので、
ご興味のある方はぜひご覧いただければと思います。

西垣聡 展 -Satoshi Nishigaki Exhibition- 
2021.9.23(木・祝) - 10.3(日) 
13:00-18:00 
会期中無休
※作品をリストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

2021/10/01

「西垣聡 展」残り2日です!


「西垣聡 展」9日目終了しました!

今回の出展作品で唯一カット加工を施していないのが、青い一輪挿です。
こちらは吹いたままの穏やかなゆらぎが感じられて、他のシリーズと好対照をなしています。
また、底に溜まったガラスの青い筆跡のような模様がいいアクセントになっています。

さて、早いもので会期も残すところあと2日となりました。
だいぶ作品は少なくなっては参りましたが、まだお選びいただけるものはございますので、
お時間ありましたらお立ち寄りいただければ幸いです。

西垣聡 展 -Satoshi Nishigaki Exhibition- 
2021.9.23(木・祝) - 10.3(日) 
13:00-18:00 
会期中無休
※作品をリストをご覧になりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。